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給与事情は陸自ナビクマの勤務経験に基づき、これから自衛官を目指す人に向けて書いています。
少々偏見も混ざっていますがご了承ください。
【出典】自衛隊地方協力本部
自衛官候補生の最初の壁【窮屈な団体生活】
ポイント
教育期間中は常に団体行動
例外はトイレ、寝る時、外出時のみ
1部屋に4~8人
誰かがルールを破ると連帯責任
特に前期教育中は自衛官としての基本を身に着けるため、厳しく躾けられます。
人と同じことをする必要があるので、戦闘服のアイロン、靴磨き、ハンカチ、爪、頭髪、様々な点をチェックされます。
班(班長以下10名程度)で行動し、誰か1人でも足並みが揃っていないとペナルティが待ってます。
自分が完璧でも「何故同期を助けないんだ!仲間なら手伝え!」と理不尽に怒られ指導されることもよくあります。
食事、お風呂、駐屯地内の移動(生活する隊舎除く)、体調不良で医務室に行くときも誰かが必ず付き添います。
トイレと寝る時以外での例外は土日の外出時のみです。
こちらも門限があって遅れると連帯責任が待ってます。
教育間の団体生活を快適に過ごすには?
参考
周りに合わせる
自分が終わったらまだの人を手伝う
相手が何をしたいのか、して欲しいのかを考える
いくら窮屈だと感じても教育期間中はどうにもならないので、それよりもどう楽に乗り切るかを考えた方が建設的です。
怒られればそれだけで嫌な気分になります。ベストは指導されないことですが、そう上手くはいきません。
最初の内は班長達も指導出来ることはないかを探ってきます。
例えば、自分のベッド周りの整理整頓が出来ずにそのまま仕事に行こうとする人がいたとします。
「出る前に整頓しないとダメだよー」と伝えても忙しいのでスルーされました。
自衛隊あるあるですが、班長達は訓練中に居室の整頓状況を確認しにきます。
グチャグチャだったので、訓練後に連帯責任でペナルティ。タダでさえ少ない自由時間が減ってしまいました。
どう伝えれば相手にとってメリットなのかを考えてみると
「出る前に整頓しないとダメだよー」よりも
「班長達絶対うちらいない間に見回りくるから、片付けしっかりしてこう。後からペナルティでスマホ触る時間減るの嫌じゃん」
というように、学生にとって自由時間は大きなメリットです。
メリットが無くならないように動くだけで、生活環境が大きく変わりますよ。
シャンパンタワーの法則
ポイント
まずは自分の心を満たす
自分が満たされると相手にも貢献できる
忙しくても1日20分は自分の時間!
いくら上手くやっていても団体生活はストレスが必ず溜まります。
自分のせいじゃないのに、またペナルティかよ。。。
あー、せっかくの外出があいつのせいで無くなった。
そんなこともあるかもしれません。
でもネガティブな事をいくら言っても状況は変わりません。
むしろイライラするだけマイナスです。
イライラしながら周りを手伝っても嫌な感情が大きくなるだけです。
更に相手にも伝わるので尚更です。
だからこそ、まずは自分を満たすことを一番にしてください。
写真の一番上のグラスが自分です。
1日20分間は自分の時間を取って好きな事をしましょう。
彼女(彼氏)に連絡、親に電話、スマホで動画、音楽聞く・・・etc
自分が満たされると写真のように、溢れた分が周りに広がります。
そうすると自然と他人に貢献できるようになります。
まずは自分のストレスを減らして満足してから手助けするようにしてくださいね。
まとめ
団体生活はとても窮屈
教育期間が終わるまで続く
快適に過ごすのは自分のやり方次第
1日20分間自分の好きな事をやろう!