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自衛隊退職後の再就職先に悩んでる方
のんびりした環境で働きたい方向け
任期制隊員の再就職先についてはこちらからどうぞ
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【自衛官の再就職先】任期制隊員編
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在日米軍基地従業員とは
日本の中のアメリカ
雇用主は防衛省
在日米軍の一員として勤務
1300以上の多様な職種
自衛官に馴染みの深い職種も
在日米軍基地従業員は雇用主は日本(防衛省)ですが、使用者は在日米軍となる特殊な職業です。
従業員は在日米軍の指揮監督の下で様々な業務を実施します。
事務、技術、技能、労務、警備、消防、医療等々・・・
自分の能力と経験に応じて多種多様な仕事が待っています。
もちろん、自衛官に馴染みの深い分野のお仕事も沢山あります。
基地警備、自動車整備、コック、フォークリフト運転手、会計職、武器整備、弾薬管理・・・etc
任期満了、定年退官、諸事情による中途退職等で自衛隊を退職された方の再就職の選択肢の1つとして如何でしょうか。
米軍基地で働くメリット
メリットは沢山
公務員に準じた待遇と手当
副業OK
当たりハズレはあるが基本はのんびりした職場
給与、手当は下記の通りとなります。
出典【独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構】
賞与も4.45ヶ月分支給されます。
更に時間外手当等様々な手当が支給されるので安定した所得を得ることができます。
また在日米軍基地従業員は公務員ではありません。
そのため副業も可能です。
年次休暇が20日付与される他、米国の暦による祝日もあります。(日本の祝日はなし)
基本的に米軍基地での勤務は一般企業に比べてかなり楽と言われています。
ノルマなし、過度の残業なし、有給はしっかり使える、中はのんびりした雰囲気
もちろん職場によっては人間関係が良くない等の当たりハズレはありますが、一度基地従業員を経験すると一般企業へは戻りたくない方が多いとの事でした。
米軍基地で働くデメリット
デメリットの一例
自衛隊に比べて米軍基地の数が少ない
募集枠が少なく競争率が高い
職業によっては高い英語力が必須
履歴書、職務経歴書は英語で記入
在日米軍基地は
三沢、横田、横須賀、座間、川上、呉、秋月、岩国、佐世保、沖縄等
他にも赤坂、厚木、富士等がありますが、多くはありません。
基本的に欠員補充による募集なので、採用枠は1名ないし2名が多く、部署によっては1枠に50名以上の応募がある事も。
米軍基地の従業員なので英語力も要求されます。
通訳職は例外として、ほとんどの事務職はTOEIC550以上が必須となっています。
TOEIC730~あればほとんどの職に応募可能です。
同様に履歴書、職務経歴書も英語での記入を求められる事が多くあります。
今まで全く英語に携わっていなかった方には敷居が高く感じられるかもしれません。
高い競争率を勝ち抜くために
応募にあたって
現従業員のみの選考と外部の方を含めた選考があります。
基本的に同レベルの経験と人物評価の場合は現従業員が優先されます。
採用にあたっての敷居が低いからです。
なので外部からの応募にあたっては、現従業員応募者及び他の外部応募者に負けないパフォーマンスの発揮が必要になります。
具体的には自衛官であれば何度も警衛を経験しているはずです。
駐屯地警備の経験がない方に比べると、自衛官は銃器の取扱い、警備任務理解、基礎体力、高官対応、営門出入者対応等大きく優越できる経験があります。
面接で自衛官時代の警衛経験と再現性をしっかり受け答えすれば、高得点を見込めるでしょう。
警備職以外でも自衛隊に所属していた経験を活かせる職業が沢山あります。
英語力に自信があれば、通訳職においては軍事英語や戦術戦略の理解は自衛官ならではの武器となり得ます。
高い競争率の中でも自衛官は選ばれやすい貴重な経験を積み重ねているのです。