目次
メンタルヘルス関連です。
1人で抱えきれない悩みをお持ちの方、近くに悩んでいる方がいる方向け
先日ダチョウ倶楽部の上島竜平さんがご自宅で亡くなられてるのが発見されました。
警察では自殺の可能性を視野に入れて捜査中との事です。
出典【令和2年度版防衛白書】
自衛官の自殺者数
ここ数年は60前後で推移しています。
この数字は一般のサラリーマンと比べて比較的高い水準になります。
では何故自殺を選んでしまうのでしょうか。
人が抱える悩みについてまとめてみました。
悩みはほとんどがリセット可能
自殺には様々な原因があります。
人の悩みは大きく分類すると以下に区別されます。
人のもつ根本的な悩み
人間関係
仕事
お金
健康
職場の人間関係、家族との関係、友人、知人・・・etc
どうしても自分に合わない職場だと感じたのであれば、異動を打診すれば動くことが出来ます。
自衛隊では特殊事情による異動も可能です(デメリット有)
友人、知人、ご近所付き合い、家族との関係であってもリセットできます。
どうにもならないくらい辛いと感じるのであれば、きっぱりリセットすることで身軽になることも可能なんです。
仕事も勿論リセットできます。
事務が苦手であれば事務以外へ異動を希望する。
自分の能力に見合わないと感じ、毎日が辛いのであれば休職するのも立派な手段です。
いざとなったら自衛隊を退職するのも勿論OK!
自衛隊を辞めたからもう生きていけないなんて事はありません。
何らかの問題を起こして退職された方でも、他の仕事で活躍されてる方は多いです。
お金も何とでもなります。
自己破産、民事再生、様々な手段があなたを守ります。
上記の手段が使えなくとも、生活に最低限必要なお金は裁判所の差押え命令であっても徴収することは出来ません。
自衛官の中には過去に自己破産を経験している方もいます。
もちろん債務整理と生活の見直しは必要になりますが、リセットは可能です。
人の根本的な悩みのうち、健康はリセットできません。
薬剤を用いて緩和する事はできますが、根本的な解決策にはならないのです。
だからこそ、常日頃から自分の心と身体の健康を保つ必要があります。
悩んだ時の相談窓口
陸上自衛隊
以下の窓口にお問い合わせください。
- 自衛隊病院の健康相談窓口
- 方面隊以下の相談窓口
(1) 方面医務官・心理幹部、師団・旅団医務官
(2) 駐屯地部内外カウンセラー
(3) ハラスメント相談員
(4) 各部隊法務幕僚
出典【防衛省メンタルヘルス】
またこの他にも共済組合による部外カウンセラーへの相談も可能です。
細部は共済組合を確認してください。
相談相手に必要なもの
悩みを相談するにあたって、重要な事は信頼関係です。
あなたの悩みを聞く方は他人です。
カウンセラーは専門の教育を受けたプロですが、人によっては満足のいかないカウンセリングになることもあります。
受けてみてもし違うなと感じた際は躊躇わずに別の方に相談するようにしてくださいね。
ナビクマにとって上島さんはテレビを付けるといつも笑わせてくれたお茶の間のヒーローでした。
昭和、平成、令和と年号が変わっても人が求める本質的な部分は変わりません。
いつも笑いと笑顔を届けて下さった上島さんに感謝とご冥福をお祈りいたします。