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この記事は4分で読めます。
新隊員教育隊での出来事は陸自ナビクマの勤務経験に基づき、これから自衛官を目指す人に向けて一部脚色して書いています。
少々偏見も混ざっていますがご了承ください。
前回のお話はこちらから
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【誰でも当たる】新隊員教育隊その7射撃訓練
この記事は4分で読めます。 新隊員教育隊での出来事は陸自ナビクマの勤務経験に基づき、これから自衛官を目指す人に向けて一部脚色して書いています。 少々偏見も混ざっていますがご了承ください。 前回のお話はこちらから 【まず姿勢から】射撃予習 適性検査も終わると訓練にもかなり力が入ってきます。 「間もなく実射訓練も実施される。君たちも大分自衛隊に慣れてきたと思うが、実弾訓練は特に危険を伴う。これまで以上に班長達の説明をよく聞いて臨んでもらいたい。」 いつものように朝礼で区隊長から注意喚起がありました。 陸自ナビクマ自動小銃で射撃かあ。。。なんかワクワクするね 「おいっ、ナビクマちゃんと話聞いてるのかっ!」 陸自ナビクマす、すみません!聞いてます!! 射撃訓練は事故にもつながる訓練です。 教官達も注意力散漫な隊員には当たりが強くなります。 そして自衛隊で実施している伏撃ちと膝撃ち(しゃがみ撃ち)について学ぶことになりました。 射撃姿勢 新隊員では2つだけ 伏撃ち 膝撃ち 【出典】陸上自衛隊 上の写真が伏撃ちの姿勢です。 両手の位置、肘の角度、手には支えるくらいで力は入れない。 足の開き方、肩付け、頬付け、照門から照星、標的への見方等、射撃姿勢に関わる様々な要素を叩き込まれます。 射撃には姿勢、見出し(照準)、撃発の3要素があり、特に姿勢と見出しは重要です。 姿勢が安定していないと、撃った後の反動で体の軸が簡単にブレる為、再度見出しが安定するまで撃てなくなります(撃っても当たらない) 射撃が当たらない方は、姿勢が悪いか、見出しが悪いか、両方悪いかです。 自分の癖は中々わかり難いため、射撃予習の時間を活用し班長に必ずチェックして貰うのをおススメします。 【出典】陸上自衛隊第3普通科連隊 こちらが中間姿勢、膝撃ちです。 膝撃ちは伏撃ちより難しいです。 伏撃ちは地面に伏せた状態で射撃するため、反動を吸収しやすく次弾の射撃もスムーズに移行することができます。 対して膝撃ちは伏撃ちに比べると不安定な姿勢となるため、発射後の姿勢の回復と再見出しに時間がかかります。 新隊員の射撃訓練では時間制限はありませんが、部隊配属後は時間制限がある為、よりシビアな状況での射撃となります。 射場でのルール 射場規則 走らない 銃は指定位置 射座では指示された事以外やらない 射撃予習が終わり、いよいよ射場で実射する日が近づいてきました。 班長達もかなり力が入っており、気が抜けているとすぐ罵声が飛んできます。 そして前日、教官から射場でのルールについて説明を受けました。 「いいか。これから射場での規則について話をする。前提は絶対守れ。今はTPOが煩くなっているが俺は射場ルールを守らないやつは頭叩くし、グーで殴るからな。」 とにかく気合が入った状態の教官。 班長達も同様に強い口調で理由を教えてくれました。 射撃訓練中の銃乱射事件 銃乱射事件 2士が所持していた小銃を乱射 同僚に当たり1名死亡、3名重軽症 2士はその後ジープで逃走 直属の班長だった2曹はその後自殺 精神状態が不安定だった2士が射場で銃を乱射し、同僚が死傷するという事件がありました。 乱射した2士は射場に駐車していた小型ジープで逃走。 ジープにはカギがついたままだったそうです。 重度のうつ状態にあったとして2士は起訴されず、精神病院へ入院することになり、直属の上司だった2曹はその後自殺しました。 この事件以上自衛隊での射場規則が見直され、車のカギの保管、弾薬の管理、銃の管理がかなり厳しくなりました。 このような事件を二度と起こさないように、ルールは必ず守ってくれと熱く語ってくれました。 【出典】陸上自衛隊富士駐屯地 【いざ本番】射撃検定! 初めての実射訓練ということもあってナビクマ含めみんなガチガチに緊張していました。 「当たるかなー。全然当たらなかったらぶん殴られるのかな。。。」 「それはないでしょ。きっと当たるって!」 「わー、エアガンでよく撃ってたー」 陸自ナビクマエアガンとは違うでしょ・・・ 「大丈夫だ。班長から教わった事をしっかりやれば当たるから、心配するな」 いつもは罵声ばっかり飛ばしてくる教官も今日は優しい言葉をかけてくれました。 うちの班長も 「うん。君たちは頑張って練習してきたからきっと当たるよー。」 いつも通りのふんわりと励ましてくれました。 少し緊張が解けてきたのか、皆やる気十分で射撃に臨みました。 目標は200m先の標的です。時間制限はなし。 射座(実射する場所)に上がると目に見えて張り詰めた空気を感じました。 ひよこ教官これから実弾撃つんだ。頑張らないと するとコーチ(補助してくれる人)を担当してくれた他の班長が肩をもんでくれました。 「力入ってると当たらないぞ。周りは気にせず的だけ見てな。」 陸自ナビクマはーい 耳栓よし。装填よし、姿勢よし、見出しよし、いきまーす! ドーーーンっ!!! 思った以上の反動と音にビックリしつつも体勢を修正しまた撃発。 見出し9発 伏撃ち5発×2 膝撃ち5発×2 合計29発撃って射座を後にしました。 結果 ビギナーズラックか50点満点中44点。 教官からは凄いぞ!準特級だ。素晴らしい!と褒められました。 自衛隊における射撃検定 参考 体力検定 射撃検定 ...
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【土日は普通外出のみ】自衛官候補生の休日
時系列がかなり戻りますが、新隊員教育隊でも土日祝日はお休みです。
駐屯地外への外出も認められています。
窮屈な駐屯地内での生活でかなりストレスも溜まってると思いますので、積極的に外出して発散したい所ですよね。
ナビクマも新隊員時代はやる事なくても街に出て気晴らしをしていました。
でも自衛隊の外出にはいくつか注意点があるのでまずは読んでみて下さいね。
参考
土日の外泊は不可
外出時間
行動予定と外出証
最初は引率外出から
未成年は飲酒厳禁
帰隊遅延すると連帯責任
土日に清掃を実施することも
月曜には点検がある
基本的に教育隊では外泊は認められていません。
冠婚葬祭、近親者の急病等何らかの事情により外泊を必要とする場合は、班長を通じて区隊長から許可を頂く必要があります。
例外はGW、夏季休暇、年末年始休暇等の長期休暇です。
この場合は問題なく外泊出来ます。
陸士の場合外出時間は0830~2230までです。
+新隊員の場合は21時くらいまでに帰隊するように言われる事が多いです。
時間に遅れないようにしましょう。
また駐屯地外に出るに当たって、行動予定表を記入し許可を頂かなければなりません。
行動予定表を班長に提出し区隊長が許可を出して外出証が配布されます。
外出証と身分証がないと外出出来ません。
過去に外出証を偽造して捕まった事案もあります。
行動予定の一例
例 〇月〇日(土)
0830 〇〇駐屯地出発(タクシー)
1000 〇〇デパートにて買い物
1230 〇〇にて食事
1400 〇〇〇でレジャー
1800 〇〇駐屯地帰隊(タクシー)
行動予定外の行動が発覚すると面倒になるので修正した際は申告する必要があります。
その週に発熱をして休んだ場合や何らかのペナルティを受けた場合は外出の許可が出ないこともあります。
引率外出というシステムがあります。
一番最初の外出は班長が同伴して駐屯地周辺の案内等を実施します。
一部の教育隊では無い場合もあります。
自衛隊では帰隊遅延にかなり厳しいです。
教育隊で帰隊遅延をしてしまうと面倒なペナルティを受ける事になります。
ナビクマの場合は区隊全員が次の週外出出来なくなりました。。。
本人は1ヵ月外出禁止になりました。
教育隊では土日の片方を使って清掃をする事があります。
主に教場や生活隊舎ですが、慣れない内は清掃に1日使うことも。
最初のうちは土日に予定を入れない方が無難です。。。
月曜日には班長達による点検があります。
戦闘服のプレス、半長靴の手入れ、爪、ハンカチ、事前課題等
土日にやるべき事をやってから外出してくださいね。

色々面倒な事を書いてますが、外出申請も慣れてきます。
外出はとても大切なのでガンガン外出てストレス発散してください!

【待望の】ゴールデンウイークに出来る事
候補生のGW
休暇証
残留無し
外泊OK
駐屯地宿泊も可
そのまま帰ってこない人も
3月末に着隊した場合、4月頭に入隊式、その後1月経たない内にGWに入ります。
射撃訓練が終わった頃から気分はウキウキの候補生が多いと思います。

「わー、青森返って彼女の家に泊まってくるはー」
ガイコツことI君が羨ましいことを言ってると、うちの班長から一言。
「I君良いね~。でも自衛隊の場合彼女の家に泊まる時も〇〇さんの家に宿泊ってちゃんと書いてね!規則だからね~」
と釘を刺されてました。。。
自衛隊の場合、営内者が連続して休暇を取る場合、休暇証を部隊長等に申請して承認して頂く必要があります。
行動予定表と休暇証がセットになるような感じです。
新隊員含む教育隊では、通常残留と呼ばれる駐屯地内の待機任務はありません。
部隊配属後は部隊の規模にもよりますが、月に数日~1週間くらいは残留待機要員に指定されます。
土日の残留指定要員になると外出も出来ないようになります。
特に新隊員は残留に選ばれる事が多いです。
全く出れなくなるわけではないので安心して下さいね。
繰り返しになりますが、教育隊では残留がないので積極的に外出しましょう。

大型連休では外泊OKです。
寧ろ実家に帰って、親に自衛官として頑張っている事を報告してきなさいと言われる事が多いです。
しかしながら、旅費の問題や家庭の事情で実家に帰れない、帰りたくない方もいるかもしれません。
その場合は休暇間も駐屯地内での喫食と宿泊も可能です。
その旨をしっかり班長に伝えれば対応して貰えますので、伝えましょう。
残念ながら人によっては帰隊するのがイヤになってそのまま辞める方もいます。
ナビクマの区隊でも1人帰って来なかった方もいました。
自分の人生なので自由ですが、辞める時でもしっかりその旨を班長に伝えましょう。
何も言わずに帰らないと捜索される事になります。。。